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ArchiCAD設定ARCHICAD-CONFIGURATION

1.躯体モデル作成(使用ソフトウェア:ArchiCAD24 solo)

 躯体モデルを作成する際は、設計仕様書の基づきソフト上で設定し部材を入力する。しかし、必要な部材が含まれていない場合などは、戻って設定し入力するといった事を繰り返してモデルを作成する。



1-1.設定

 設定は、入力する部材のレイヤー設定やパラペットなどのソフトのメニューに含まれていない要素なども作っていくことを目的とし、入力の必要な条件となる。

 レイヤー設定でレイヤーを細かく設定することは、入力のし易さを大幅に改善することが分かった。よって、下記のように設定することを基本とし、拡張性を持たせることとする。

レイヤーは、概算算出のための要素のプロパティとなる。従って、必要な設定条件となる。



1-2.レイヤー名の付け方

 レイヤー名を付ける時に昇順で表示され、選択しやすいことを基本とする。

注)①:上の階数が上がるに従って、1,2,3・・・と付けていく。

  ②:GLを境に下はBとつけ、上はF、最上階はRと付ける。

  ③:土木と建築に区分、土木なら「土木工事」の意、建築なら「建築工事」の意。

  ④:柱、壁、梁、スラブなどの部材名や要素名

例えば、下記のようになる。



1-3.レイヤーの設定方法

 メインメニューの「オプション」の「属性設定」の「レイヤー(モデルビュー)」の「レイヤー」から「新規作成」で名前を入力し作成する。



1-4.主なレイヤー名

① 土木



② 建築





1-5.プロパティマネージャーの設定

 「数量一覧」の設定をする前に必ず「プロパティマネージャー」の設定を行ってください。

 なぜなら、「数量一覧」の設定で「プロパティマネージャー」で設定されてない項目が出てくるからである。エラーになって表示される。


①「インポート」のボタンをクリック。


② 設定ファイル「耐震性能」を選択。


③「プロパティにリンクされた分類」にチェックを入れ「OK」をクリック。


④「置換」をクリック。


⑤「置換」をクリック。


⑥ 「耐震性能」を選択。


⑦「カスタム」にチェックを入れ「編集」をクリック。


⑧ 全てのチェックを外し、「壁」だけチェックを入れて「OK」をクリック


⑨これで設定は終了。



1-6.数量一覧の設定

  1-1で設定したレイヤーの数量を拾う。メニューの「ドキュメント」の「一覧表」の「一覧表設定」を選択。



【追加したフィールド】(動画:数量一覧設定手順(音声付)

     ① レイヤー   : 1-1で設定したレイヤー名

     ② 要素タイプ  : 柱、壁、梁、スラブなどの部材名

     ③ 配置フロア名 : 要素が配置されたホームフロア

     ④ ビルディングマテリアル(全て) : 材質

     ⑤ 正味体積   : 躯体の体積(㎥)      

     ⑥ 耐震性能    : 耐震壁か雑壁かで有無を選択 (動画:耐震性能設定手順)



1-7.処理区画の数量一覧の設定

   メニューの「ドキュメント」の「一覧表」の「一覧表設定」を選択。

   1-6の数量一覧の設定に「処理区画」が加わった数量一覧になる。

  【追加したフィールド】(動画:処理区画の設定(音声付)

  ① 処理区画 : 例えば、水処理施設の場合、処理区画は「初沈」「反応タンク」「終沈」になる。     

尚、処理区画の設定は下記に記す。



1-8.内部仕上の設定

  メニューの「ドキュメント」の「一覧表」の「一覧表設定」から内部仕上を設定。



【追加したフィールド】(動画:内部仕上設定手順(音声付)

    ① 測定正味面積 : 床仕上面積(㎡)

         ② 巾木面積   : 巾木面積(㎡)  (動画:巾木面積設定手順(音声付)

              ③ 壁表面積   : 壁面積(㎡)

              ④ CH=     : 天井高(㎜)

              ⑤ 天井面積   : 天井面積(㎡)  (動画:天井面積設定手順(音声付)



1-9.断面形状

 断面形状は、パラペットや排水ピットなどの形状が複雑な構造をしている部材を効果的に作成することが出来る機能である。作った部材はライブラリーとして保存することが出来る。

メインメニューの「オプション」の「断面形状」の「断面形状マネジャ」から作成。

 上図のカスタムのボタンを押下すと、今までの断面形状で作った部材が表示されるので、それを読み込んで編集したほうが作業効率がよい。

 尚、断面形状の機能を使ってパラペット作成の動画が次ページに載せてあるので、参考にしてください。非常に応用が利く。





1-10.ゾーン設定

    ゾーン設定は、内部仕上の数量を拾うために設定する。部屋ごとに、床、壁、巾木、天井の仕上げを設定。

① ゾーンカテゴリの設定

 メインメニューのオプションの属性設定のゾーンカテゴリを選択。ゾーンカテゴリを設定し いく。尚、既存のゾーンカテゴリがなければ、新規作成する。



1-11.ビルディングマテリアル

 ビルディングマテリアルは、部材の材料を表現し、部材を入力した際に選択する。例えば、防水塗装の材料を作成した場合は下記になる。



①ビルディングマテリアル柱の設定

  名前:コンクリート-柱

  塗りつぶし色:ガラス‐鏡

  ID:BM06



②ビルディングマテリアル壁の設定

  名前:コンクリート-壁

  塗りつぶし色:ペイント‐グロスホワイト

  ID:BM07



③ビルディングマテリアル梁の設定

  名前:コンクリート-梁

  塗りつぶし色:ペイント‐サンドベージュ

  ID:BM09

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